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Amebaフレッシュがスタート!UstreamはIBMが買収!激動の動画サービス

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photo by 134 [ustream] | Flickr – Photo Sharing!
 
動画サービス業界が活況です。まずアメブロなどを展開しているサイバーエージェント社がついに動画配信プラットフォーム「AmebaFRESH!」を2016年1月21日からスタートさせました。そして動画配信サービスの先駆者でもあるUstreamが本日(2016年1月22日)IBMに買収。2015年12月にはLINEが「LINE LIVE」を開始させるなど動画サービスは活況です。この記事ではAmebaFRESH!とUstreamの今後について考察してみたいと思います。


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Amebaブランドの動画サービス

アメブロなどを展開するサイバーエージェントの藤田社長は2015年9月期の本決算説明会で「来期は動画サービスの先行投資期」と宣言してました。そしてついにAmebaFRESHをスタート!プレスリリースでは以下のとおり発表されております。(株式会社サイバーエージェント プレリリースから引用)

この度、オープンする「AmebaFRESH!」は、デバイスや通信環境の進化、コンテンツの充実になどにより、一般的となったネット動画サービスにおいて、バラエティに富んだ「生放送」コンテンツを配信し、高品質な映像と、操作性を重視したデザインが特徴の新しい映像配信プラットフォームです。PCはもちろん、スマートフォンでいつでも手軽に無料で生放送の番組を視聴でき、事業者による配信からオリジナル番組まで、サービス開始時点で、約200チャンネル、1,000番組を用意し、2016年12月末には、1,000チャンネルまで拡大予定です。

サイバーエージェント – プレスリリース

サービス開始時点で200チャンネル1000番組はすごいですね。もともとAmebaはアメブロや755で芸能人や有名人のメディア展開に強みをもっているので、芸能人を起用した番組作りなどはアメブロとも親和性もあり、番組の出演者が名前の知られた有名人である時点でクオリティーが一定担保出来るコンテンツとなるはずです。Youtubeやニコ生の様なユーザーからボトムアップで盛り上げて行くのではなく、大きな投資をして芸能人や有名人を起用してトップダウンで視聴者を獲得する戦略ですね。これはLINELIVEと同様の戦略になるかと存じます。

有料チャンネルの開設、動画への広告導入による配信主に対する収益還元、将来的には、一般利用者による映像配信も予定しており、2016年末までに、日本最大級の映像配信プラットフォームに成長することを目指し、積極的なサービス展開を行ってまいります。

プレスリリース

将来的には事業者や一般利用者にも映像配信のプラットフォームが提供されるみたいですね。AmebaFRESH!が他社とどの様な差別化を計るのかが見ものです。いま思い付くのはアメブロを言う強いメディアをもっているので、ブログの中で映像配信を行ってビデオブログ形式で簡単に配信することぐらいでしょうか?他社の動画配信サービスで配信した後に埋め込みコードをCOPYして、アメブロに貼り付けてアップさせると言う作業は煩わしいですし、それなりのITリテラシーが求められるので女性層に圧倒的な支持を得ているアメブロであれば需要はありそうです。(但しその際は配信した動画のアーカイブが残る前提)

あと気になるのはDeNAが展開する「SHOWROOM」の様な”投げ銭”機能があるかですね。強いコンテンツであれば動画広告だけで収益をもたらしますが、一般利用者による映像配信では広告費は期待出来ません。そうなるとリスナーからの”投げ銭”が配信者のモチベーションになる事は間違いないです。ちなみにLINE LIVEは”投げ銭”機能を実装すると明言しております。LINEのプラットフォームで映像配信をしてLINEPAYで投げ銭するとか。。。考えただけで脅威ですね。

AmebaFRESH!ですがPCでもスマホでも視聴可能です。1つ悪手かなと思ったのはスマホが横画面のみ対応となっている点です。(現時点では縦画面表示が出来ない)
テレビを意識し過ぎたのでしょうか。横画面のみと言うのは間違いなく今後改善されると思います。そもそもネットでの動画配信メリットは『双方向』です。画面を横にするとフリック入力がしにくいですし、横であるメリットが画面が大きくなるぐらいで他にメリットが見当たりません。

ちなみにサイバーエージェントが展開する動画配信サービスの「宅スタ」は視聴だけではなく配信も縦画面となっています。動画配信を『縦』にするのはスマホネイティブ世代は普通に受け入れら有れると思います。勢いがあり今後人気が出る事が予想されるチャットアプリ『Snapchat』も縦動画ですし、。LINE元CEOの森川さんが立ち上げて女性向け動画メディア「C-CHANNEL」も縦動画です。

AmebaFRESH!も他社との差別化も含めて縦動画にチャレンジしてもらいたかったのですがテレビを意識しすぎて横動画配信となってしまし、かつ視聴も横のみという出発になってしまいました。今後のAmebaFRESHはどうなるのでしょうか?

どちらにせよサイバーエージェントが先行投資として力をいれてくる動画ビジネスがどうなるのか目が離せません。

なぜUstreamは衰退したのか?

2007年3月に設立されたUstreamは動画サービスの老舗で日本では2010年にソフトバンクから約2,000万ドルの出資を受けた後にUstream Asiaが設立され日本でもサービス展開が本格的に始まりました。今でも月間8,000万人以上が視聴をしているそうだが、日本ではYoutubeやニコ生、ツイキャスに利用者を奪われて衰退。2015年12月にはUstream Asiaが撤退し米国本社での直接運営に移行した矢先の買収劇となりました。

やはりインターネットの世界はスピードが速い。少しでも気を抜くとあっと言う間に時代に取り残される。Ustreamはインターネットでの動画配信とSNS(Twitter)を連携させ双方向・共感共有を体験させる革新的なサービスだった。では何故衰退したのでしょうか?ここでは個人的な見解ですが以下3点が衰退の理由だと思います。

1.ビジネスモデルの失敗
動画サービスを収益化モデルは『広告収入』『配信者への課金収入』『視聴者への課金収入』の3点だ。Ustreamは『配信者への課金』を中心とした収益モデルへ段階的に移行したが結果としてこれが失敗したと思われる。当初は配信するためのプラットフォームを利用するにはお金が掛かるのが常識だったのかもしれないが、他社のサービスが『広告収入』『配信者への課金収入』の収益モデルとなった事や、ネットの世界ではフリーミアムモデルが当たり前となり『配信(サービスを利用)するのにお金が掛かる』のが異常となってしまい、収益の柱であるお金を払う配信者が離れてしまった。これが一番の失敗だったのかもしれない。

2.コンテンツの魅力
上述した「1.ビジネスモデルの失敗」が起因となり、お金を払って配信する人がいない⇒コンテンツが集まらない⇒魅力あるコンテンツが生まれない(育たない)⇒視聴者が別のサービスを選択する。この様な流れが生まれユーザー離れが加速してしまった。動画サービスで一番大事なのは視聴者を引き付けるコンテンツ内容だ。Youtubeやニコ生では素人がコンテンツを作り、視聴者と一緒になって育て、今ではYoutuberや生主と呼ばれる人たちを作り収益基盤を支えている。Ustreamは配信にお金を掛ける事が出来る会社や政治家やイベントが中心となってしまい多彩で魅力あるコンテンツを用意出来なかった。

3.スマホシフトの遅れ
先に紹介したサイバーエージェントは早い段階でスマホシフトを掲げ見事に成功した。この柔軟さとスピード感がインターネット業界で生き残る術だろう。Ustreamのアプリはシンプルであるが洗練されていない。他社サービスと比べて出来が悪い。また、Ustreamのアプリは初期からリリースされていたが、ネット動画の一番の魅力であるTwitterでのコメント(双方向)が出来なかったそうだ。この様に完全にスマホ対応が遅れてしまった。Ustreamのスマホから配信や視聴をする時代が来ることを予想するのが遅かったのではないだろうか。

さて、個人的な意見を述べさせて頂いたが、ではなぜIBMはUstreamを買収するのでしょうか?

IBMは法人向けの総合的なクラウド動画サービスを提供するために以下の企業を既に買収していました。

 2013年末 ファイル転送ツール Aspera
 2015年10月 動画ストレージ Cleversafe
 2015年12月 動画管理サービス ClearLeap
 2016年1月  動画配信サービス Ustream

どうやら本格的に法人向けの動画サービスを展開する様です。IBM曰く『ビデオ・ビジネスの市場は2019年には1050億ドル弱になると見込まれている。 2019年といえばそう遠くない将来だ。この分野ではわれわれがもっとも魅力あるサービスの提供者となる能力があることが判明する』だそうです。

法人向け動画サービスとはどの様なサービスなのでしょうか?会議の共有、企業発表、研修動画などが思い付きますが、結果としてUstreamが目指してた動画配信プラットフォームをクラウド形式(PaaS)で提供する事になれば皮肉ですが面白いですね。

激動の動画サービス今後はどうなる?

Youtube、ニコ生、ツイキャス、SHOWROOM、アフリカTV、AmebaFRESH、LINE LIVE。そしてTwitterが開発したPeriscope(ペリスコープ)、日本ではまだリリースされていないですがFacebookもタイムラインから生配信が出来る様になります。群雄割拠の動画サービスですが、どのサービスを選択するかは動画を配信する目的や内容によって異なります。単純に利用者が多いとの理由で選ぶとコンテンツがマッチしないため視聴者が集まらない可能性もあります。そして同時配信をする事で複数配信をする事も可能です。
 

動画配信を利用したプロモーションなどを検討している方は是非1度弊社にご相談下さい。


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